こんにちは。共働き夫婦、ワーママのTomtomです。
4月に息子が小学1年生になりました。入学式以前から学童に行き始め、「学童楽しい!」と言っていたため、小学校も心配なく行けるかなと安心していた矢先、、、
4月の中頃から「学童行きたくない」発言が! その後、「学校行きたくない」発言も!
自分自身も仕事でいっぱいいっぱいだった4月、どんな気持ちだったのか、どのように対応したのかをお伝えします。
小学校行きたくないというお子さんをお持ちの方に、事例のひとつとして参考になれば幸いです。
学校に行きたくない理由
文部科学省で「不登校に関する調査」というものも行われており、その中では「友人関係」「無気力・不安」「学業の不振」「先生と合わない」など様々な理由が挙げられています。
うちの子の場合は、登下校中に気分が悪くなったことがきっかけで、
その他に
- 授業が楽しくない
- 遊ぶ時間が少ない
- ずっと座っているのが疲れる
- 軽いいじわるをしてくる友達がいる
など様々な要因が重なって「行きたくない」に繋がっているようでした。
学校が違うお友達にも、行きたくないと言ってお休みをした子がいましたが、話を聞くとほんの些細なことだったそうで、理由はその子によって多種多様だと感じました。
子どもの様子
4月
はじめは「嫌だなぁ。」と言っている程度でしたが、1週間くらいの間に、(登下校が不安だから)「歩いて行きたくない」、「学童行きたくない」となり、4月の終わり頃にはストレスからか、朝にお腹が痛くなったり、気分が悪くなってしまうこともありました。「学校休みたい」という日も出てきました。
5月
精神的なことで、軽く頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりすることがあり、保健室には大変お世話になっていました。前の日は「明日は行こう!」と思うのですが、朝になると不安になるようでした。
ただ、4月後半に比べると朝の表情は明るくなり、学校に対して前向きな気持ちも出てきました。家族の協力もあり、学童はお休みしました。学校も1日お休みした日がありました。
6月
朝は保健室に登校して、1時間目(たまに2限目も)保健室で過ごし、そのあとは教室に行くというパターンが定番化してきました。朝はどうしても気分が乗らず、クラスメイトにも会いたくないようです。
朝は家族の中で都合がつく人が送っていっています。放課後は5月は歩いて迎えにいっていましたが、お迎えなしで登校班で帰ってくる日が増えました。6月も1日お休みした日がありました。
そして、6月後半に初めてスクールカウンセラーさんとお話ししました。
⇨その時の様子はこちらから『【小学生行き渋り】スクールカウンセラー相談を受けた感想』
親の対応
4月
「学童行きたくないなぁ。学校嫌だなぁ。」くらいの頃は、「そうだね〜、大変だよね〜。」くらいで深刻に考えてはいなかったのですが、朝頭が痛い、お腹が痛いと言い出した時には、これは相当のストレスを感じているのでは?!と思い、学童は家族の予定がつく限り休ませ、登下校は車で送って行ったり、付き添ったりしてなるべく子どもの希望するように、安心して学校に行けるように努めました。
でも、毎日背中を押してあげるべきか、休んでもいいよと言ってあげるべきか葛藤する日々。私も4月に人事異動があったばかりで仕事を休めず、心配で出勤中の車の中で泣いたこともありました。朝、行きたくないと泣いて本当に辛そうにしていた日、1日だけお休みさせました。
学童は4月後半はほぼお休みしたので、父母や夫と協力し、誰かが帰りの迎えに行けるようにしました。私も上司に相談して、制度としてはあったもののほぼ利用されていなかった在宅勤務を週1回程度させてもらえることになりました。
5〜6月
4月下旬に上司に交渉した週1の在宅勤務を、GW明けから実行しました。在宅勤務の日は私が、学校まで送っていけるので現在の様子がよく分かり、帰ってきた時にも母親がいるというのが、子どもの中で安心につながっていたようで、とても良い選択だったと思います。
ただ週1だけなので、どうしても私と一緒に行きたいという日は時間休をとったりもしていました。時間単位で休みが取れる会社だったので、その点はすごくありがたいなと感じました。(半休しか取れないとすぐに有給がなくなってしまう・・・)その分夫が早く帰ってくる日は残業するなど、他でカバーしていました。
参考になった本
子どもが学校に行きたくないと言い出した時に、休むという選択をしたり、寄り添ってあげられたりしたのは、前にこの本を読んだことがあったからでした。
漫画で書かれていて、とても読みやすく、「学校へ行くべきだ!」と考えている周囲の人には、言葉で伝えてもなかなか通じないことがあるので、この本を読んでもらいました。
子育てに関わる人には全員に読んでほしいくらいおすすめの本です!読んだ後には、ほっこりした気持ちにもなります!
最後に
「学校へ行きたくない」というと、ただの甘えなのでは?と思ってなんとかして行かせようとしたくなります。実際、どの程度の「行きたくない」なのか判断するのはとても難しいです。私も毎日「今日は休ませるべきか、背中を押してあげるべきか」と葛藤しています。(共働きなので、私自身の働き方も考えさせられました。)
しかし、「行きたくない」という時点で子どもは勇気を出して親にSOSを出しているのかもしれません。まずは、よく話を聞いて受け入れてあげることが子どもの安心に繋がるように感じました。親として不安になることもあると思いますが、一緒に乗り越えていきましょう!
まだまだ我が子は「行きたくない」状態ですが、一進一退、ぼちぼち歩んでいこうと思います。また、私が学んだことや子どもの様子など、このページも更新していきます。