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小学生低学年の子どもをもつワーママ、Tomtomです!
- 「朝になると急に『お腹が痛い…』と言うことが増えてきた」
- 「学校の話題をすると、なんだか落ち込んでいるように見える」
- 「登校時間が近づくと、どうしてもぐずぐずしてしまう」
こうした「行き渋り」のサインにどう対応したらよいのか、悩むことはありませんか?このままでは学校生活に影響が出るのではと不安になったり、どう接するのがいいのか迷ったりすることもあるかもしれません。
我が家も、息子が小学1年生の4月下旬から登校しぶりが始まり、どう対応したらいいのか毎日悩んでいた経験があります。
この記事では、我が家の体験や調べたこと、カウンセラーさんのアドバイスをもとに、子どもの登校しぶりに対して、“親として”できる、無理のないサポート方法や、励まし方のポイントをご紹介します。
ちなみに、息子は小1の2学期以降徐々に行き渋りが無くなり、現在は休み時間のドッヂボールを楽しみに通っています。
子どもが学校でも家庭でも安心して過ごせるよう、親子で少しずつステップを踏んでいきましょう!
登校しぶりの原因とは?子どもが学校に行きたがらない理由
よくある「行きたくない」サインとその背景
まずは子どもの様子をよく観察してみましょう。
身体的な症状を訴える
例)「お腹が痛い」「頭が痛い」などの体の不調を朝になると言い出す。
これらの症状はストレスや不安感によって引き起こされることがあります。特に学校に行く直前や朝の準備中に訴える場合は、心の不安が身体に影響を与えている可能性があります。
大人でもストレスがかかると胃が痛くなるなど体に不調が出ますよね。初めは仮病?と思うこともあるかもしれませんが、ないがしろにしないようにしましょう。
寝る前や朝にぐずる
例)「なんとなく行きたくない」「今日は休みたい」と言って布団から出たがらない。
子ども自身も、なぜ行きたくないのかを言葉にできないことがあります。理由をうまく伝えられないことで、親とのコミュニケーションにズレが生じてしまうことも。
学年が小さいうちは、自分でも「なぜ行きたく無いのかわからない」ことも多いです。息子も、「自分でもなんでか分からないけど、学校に行く前に嫌な気分になる」と言っていました。
朝の準備に時間がかかる
例)着替えや朝食、ランドセルの準備などがいつもより遅い。時には、わざと遅らせているように見えることもある。
学校に行くのが憂うつで、時間を引き延ばしたい気持ちが反映されています。朝の支度がスムーズに進まないときは、学校に行きたくない気持ちが隠れているかもしれません。
学校の話題を避ける
例)学校の話を振ると話題を変えたり、黙り込んだりする。宿題の話をすると嫌がる反応を見せる。
学校での人間関係や授業に不安がある可能性があります。特に友達や先生とのやり取りが気になる場合、学校の話そのものを避けたくなることが多いです。
普段とは違う行動をする
例)夜眠れなくなったり、朝早く目が覚めたり、突然泣き出したりする。
学校に行くことを考えるだけで緊張や不安が高まる状態です。特に普段穏やかな性格の子どもがこうした変化を見せたときは、心の中に大きな負担がある可能性があります。
親としてできるサポートと声かけの工夫
登校しぶりへの対応では、親の言葉や態度が子どもの心を落ち着かせる鍵になります。
焦らず、子どもの気持ちに寄り添うための具体的な方法を紹介します。
安心感を与える言葉や態度のポイント
子どもが不安を感じているとき、無理に学校へ行かせようとする言葉や態度は逆効果になることがあります。まずは「大丈夫だよ」と子どもを安心させる言葉を意識して使いましょう。
声のかけ方の具体例
良くない例と良い例を具体的に挙げてみます。
子どもが罪悪感を感じてしまうような声かけは逆効果になることが多いです。(ついつい言っちゃいそうになるんですけどね。。。)
子どもが安心できること、素直な気持ちを話しても大丈夫だと感じられることが大事です。
「学校を休ませる」選択をするのは、親としても「甘やかしになるのかな?」など決断に迷いますよね。結論、小学生なら1日休んだくらいでは何の影響もありませんでした。
「学校は休ませてもいいのかな?」ともやもやしていた時に、スクールカウンセラーさんに相談した話はこちら⇩
学校の勉強がわからなくなるのでは?という不安に対しては、我が家はチャレンジタッチをしていたので、特に気になりませんでした。
態度のポイント
登校しぶりが始まったときの具体的な声かけ例
声かけは、子どもの不安を和らげると同時に、親が寄り添っていることを伝える重要な手段です。無理に励ましたり、指示的になったりしないことがポイントです。
子どもが話したがらない場合
朝ぐずっている場合:
必ずしも学校へ行かせることがゴールではありません。子どもの様子を見て、どうしてもしんどそうな場合は、思い切って休むという選択もありです!
行けた日や頑張った日:
子どもの気持ちを受け止める「聞く姿勢」の大切さ
子どもの登校しぶりの背景には、心の中で整理しきれていない感情が隠れていることが多いです。子どもが安心して気持ちを話せるよう、親の「聞く姿勢」がとても重要です。
聞くときの工夫:
聞くときに避けるべきこと:
子どもを支える環境づくり
家族のコミュニケーションを深める
家族で一緒に過ごす時間を意識的に増やす
忙しい毎日の中で、子どもが親と過ごせる時間を確保することが安心感につながります。特別なイベントではなく、日常の中で共有できる時間がポイントです。
- 一緒に夕食を準備する、買い物に行くなど簡単な家事を一緒にする。
- 家族全員で同じ映画やテレビ番組を観て、その感想を話し合う。
- 天気の良い日に散歩をして、自然の中で会話を楽しむ
意識的に、学校の話はしないことも大事です!
感謝やポジティブな気持ちを伝える習慣を作る
家族間で「ありがとう」「嬉しい」など、ポジティブな言葉を日常的に交わすことで、家庭内の空気が明るくなります。子どもが褒められる経験が増えると、自己肯定感も育まれます。
- 子どもが何か手伝ってくれたら、「手伝ってくれて助かったよ」と具体的に伝える。
- 子どもが話してくれたことに対して「教えてくれてありがとう」と感謝を伝える。
ストレスを軽減するための日常の小さな工夫
家族みんなでリラックスする
家族全員がリラックスできる時間を持つことで、子どもの不安感を和らげ、親子間のつながりを深めることができます。忙しい日常の中でも、特別なことをしなくても一緒にくつろぐだけで、心が穏やかになる効果があります。
リラックス効果のあるボディーオイルなどを使って、子どもの手をマッサージしてあげることもスキンシップ&コミュニケーションの時間になっておすすめです。
子どもの「好き」を見つける時間を作る
ストレスを感じている子どもには、「好きなこと」を通じてリラックスできる時間を与えることが効果的です。
- 絵を描くのが好きなら、お気に入りの画材を用意する。
- 動物が好きな場合、動物園の動画を一緒に観る。
- 音楽が好きなら、一緒に子どもの好きな曲を聴いてみる。
子どもは見た目よりも疲れていることが多いです。家では思いっきり好きなことをさせてあげましょう!
最後に
親としてはどうしても、「学校に行ってほしい」という思いが強くなりがちですが、この記事に書いたことを試して、まずは子どもの不安を和らげてあげることから始めてみてください。
そのためには、なかなか難しいですが、親も焦らないこと、ストレスを一人で抱え込まないことが重要です。
他の記事でも紹介していますが、私はこの本を読んで、気持ちが楽になり、自分の判断に自信が持てました。まだ読んだことが無ければ、一度読んでみてください♪
私の経験がどなたかの参考になりましたら幸いです!